『THE 裁判員 〜1つの真実、6つの答え〜』について
『THE 裁判員 〜1つの真実、6つの答え〜』は、裁判員制度をテーマにしたニンテンドーDS用アドベンチャーゲームです。
1. 幽霊視点のユニークな主人公
主人公・五條誠司は、通り魔に刺されて死に、幽霊として裁判に関わるという設定が非常に斬新で、自分が殺された事件の裁判で犯人が無罪になったことから、「間違った裁判」を正すために裁判員に憑依して真実を追求するストーリーは、他の裁判ゲームとは一線を画しています。この超自然的な要素が、単なる法廷ドラマを超えた面白さを生み出しています。
2. 個性豊かな裁判員たちとのやり取り
毎回登場する6人の裁判員は、職業や性格がバラエティに富んでいて、彼らとの議論がゲームの大きな魅力です。例えば、メイド喫茶で働くゴスロリ系の学生、暴走族のタイル工、ネット弁慶の無職など、極端な個性がぶつかり合う様子がユーモラスでありつつも人間味を感じさせます。彼らを説得して正しい判決に導くプロセスは、パズル的な楽しさもあります。
3. 裁判員制度のリアルな体験
ゲームは2009年5月21日、日本の裁判員制度施行日に合わせて発売され、実際の制度を反映した内容になっています。プレイヤーは裁判を傍聴し、証拠や証言から重要な情報を選び、他の裁判員や裁判官を説得する役割を担います。この「市民目線での裁判参加」というテーマが、法律に詳しくなくても楽しめるよう工夫されていて、教育的かつエンターテイメント性が高いです。
4. ヤマヤマ4号の存在
主人公の相棒である「ヤマヤマ4号」は、閻魔大王の使いという奇妙なキャラクターで、裁判中に嘘を見抜いたり、他の裁判員の心証を教えてくれたりします。この左右非対称な可愛さと不気味さを併せ持つデザインや、独特のユーモアがゲームに軽妙なスパイスを加えています。
5. ドラマのようなストーリー展開
全5話のエピソードは短めながら、それぞれ異なる事件とキャラクターが描かれ、単調にならない工夫がされています。事件自体は比較的シンプルですが、裁判員たちの人間模様や意外な展開がドラマチックで、「逆転裁判」のような複雑さはないものの、気軽に楽しめるストーリーとして好評です。
6. テーマの深さ
「1つの真実、6つの答え」というタイトル通り、裁判における「真実」が視点によってどう変わるかを考えさせられる点が面白いです。正義とは何か、裁判の難しさとは何かを感じながらプレイできるので、単なるゲームを超えた思索のきっかけにもなります。
このゲームは、SIMPLE DSシリーズの一作ながら、独特の設定とキャラクター、そして裁判員制度という身近なテーマを活かした遊び心で、多くのプレイヤーに印象を残しています。特に、堅苦しくなりがちな裁判题材をユーモアとエンターテイメントで包んだバランスが絶妙で、気軽に楽しみたい人にもおすすめです!
攻略のポイント
証拠品の選択に注目
裁判中に提示される証拠品や証言の中から、どの情報を選んで裁判員たちに提示するかが重要です。間違った選択肢を選ぶと議論が脱線し、説得に失敗することがあります。提示する前に「この証拠が事件の矛盾や真実をどう明らかにするか」を考える癖をつけましょう。
裁判員の心証ゲージを管理
各裁判員には心証ゲージがあり、これが減りすぎるとゲームオーバーになります。ヤマヤマ4号が教えてくれる心証の変化をこまめにチェックし、全員が納得する方向に議論を進めましょう。特に意見が対立しやすい場面では、中立的な選択肢を選んで様子を見るのも有効です。
セーブを活用
各章の重要な選択肢の前でセーブしておくと、失敗してもやり直しが楽になります。特に最終評決前の選択は取り返しがつかないので、事前にバックアップを取っておくことをおすすめします。
章ごとの攻略ヒント
1. 第1章:初めての裁判
最初の事件はチュートリアル的な役割を果たします。ここでは証言と証拠の基本的な突き合わせ方を学びましょう。被告人の供述に矛盾がある部分を見逃さず、具体的には「凶器の位置」に注目すると突破口が開けます。
2. 第2章:目撃者の証言
目撃者の証言が鍵になりますが、感情的な発言に惑わされないように注意。証拠品の中の「写真」に頼り、目撃者が語る時間と場所が一致しない点を指摘すると議論が進みます。
3. 第3章:複数の容疑者
この章では容疑者が複数登場し、誰が真犯人かを絞り込む必要があります。裁判員の意見がバラバラになりやすいので、まず「アリバイの崩し」に集中。証拠品の「時計」や「電話記録」を駆使して、時間軸を整理しましょう。
4. 第4章:隠された動機
動機が不明瞭な事件で、推理が難しくなります。証言の中で「被害者との関係性」に言及する部分を見逃さず、関連する証拠(例えば「手紙」や「メール」)を提示して深掘りしてください。裁判員の疑問を一つずつ解消していくのがコツです。
5. 第5章:最終決戦
最後の事件はこれまでの集大成。証拠と証言が複雑に絡み合うので、冷静に矛盾点を探しましょう。特に「現場の状況」と「被告の行動」のズレに注目。最終評決では、全裁判員の心証を高く保つために、これまでの選択を振り返りつつ慎重に進めてください。
追加のテクニック
議論の優先順位をつける
裁判員が複数同時に意見を出す場合、影響力の強いキャラ(例えばリーダー格や頑固なタイプ)から説得すると、他のメンバーが従いやすくなります。状況に応じてターゲットを切り替えましょう。
ヒント機能の活用
行き詰まったときはヤマヤマ4号のアドバイスを頼りに。直接的な答えは出ませんが、どの証拠を見直すべきかの手がかりが得られるので、積極的に使ってみてください。
注意点
時間制限はないので焦らない
選択に時間制限はないため、じっくり考えて進められます。迷ったら一度証拠品リストや証言を総ざらいしてみると、新たな気づきがあるかもしれません。
この攻略法を頭に入れておけば、各章のクリアがぐっと楽になります。シンプルなゲームとはいえ、選択の妙を楽しむために試行錯誤してみてください!
具体的な攻略チャート
ニンテンドーDSのシンプルシリーズで発売されたTHE 裁判員。
2009年?当時、定価税込2800とお手軽で非常にボリュームがあるソフトです。
現在は中古で数百円も出せば手に入ります。
難易度は非常に低く、パーフェクトを目指さない限りは誰でも1回でクリアできます。
とても文量が多いのですが、悲しいことにそれがゲームの難易度や攻略にほとんど関わってきません。
正直、まったく読まなくてもクリアできてしまうし、読むのが面倒になってしまうこともあります。
クリア時間は流し読みで10時間前後?きっちり読んだら15時間くらいはかかるかなと思います。
それとこのゲームは政治誘導の色が強く、日本人保守層が醜く馬鹿で差別主義者風に描かれ、クーデター左翼思想が美形でかっこよく本来目指すべき思想のように描かれています。
なのでそこらへんをあまり気にしない人がプレイしたほうがいいかもしれません。
ちなみに同じ裁判員裁判のDSゲームとして『有罪×無罪』というゲームがあり、こちらはオカルト要素がなく推理要素が強く短いながらも良く出来たゲームでした。有罪無罪の方がおすすめです。
まず主人公が死に、主人公が未練を残して成仏できず裁判員に憑依して裁判に参加します。
そして、相棒の閻魔の使いが出てきてこの能力によりウソを絶対に見抜くことができます。
このゲームは推理ゲームではなくウソをついているかいないかわかった上で正しい判決に裁判員を説得するゲームです。
ウソ判別もどんでん返しのようなことはなく、本当にすべてのストーリーで正しいかどうかが最初の段階でわかってしまうので疑う余地はありません。
また男性キャラと女性キャラで造形にかなりの差があります。
このように文量が非常に多いです。
ですが、推理や選択にこれら文量をきっちり把握する意味がなくゲーム攻略やシステムにまったく関わってこないのが残念です。推理ゲームにありがちな文章の粗探しや揚げ足取りをすることもありません。
主人公が糸目キャラ。
このようにある程度進めると3択でキーワードを選ぶことになりますが基本的に重要なキーワードには黄色い文字でかかれているのでそれを選択して説得するときに使えば95%以上の確率で説得できます。
裁判員によって説得されるキーワードの差もほとんどなく一辺倒に黄色のキーワードを使えば説得ゲージはあがっていきます。
このように男キャラと女キャラで随分キャラの造形が違い最初は気になりましたが、これはそのうち気にならなくなります。男は手抜きの糸目キャラばっかりだな。
むしろ女の子キャラがそれなりにかわいいのでゲームをやっていけるという気持ちにもなれます。
1話でおすすめの女性がこの漫画家女性。
最初の方にすべての裁判員が紹介されますが、妙に巨乳です。
年齢は確か35歳。思ったよりも歳をとっていました。しかし美人。
なお、残念なことに良さそうだったのは紹介画面だけでゲーム中は服を着ているので隠れ巨乳風になります。
紹介画面で全員が大層な紹介をされますが、正直キャラごとの魅力はたいしたことなく個性的とか差を感じることはあまりありません。
1回の裁判で3回ほど説得する評議がありますが、ここで人を選ぶときにすべて、こいつって言い方をしますがちょっと不快です。
この人、とかじゃダメだったんでしょうか。
説得時は黄色いワード以外は効果がないです。
逆に裁判中に尋問時は黄色いワードはパワーアップすることはなく、パワーアップを1度したワードも更にパワーアップすることはありません。
つまり尋問時は黄色いワードがついていないキーワードを使ってそれをパワーアップさせるのが目的です。
黄色いワードを突きつけることによって裁判員の説得率があがることもありますが、5%しかあがらないので誤差だったりします。
説得率は50%を超えていればよいのではなく100%にしなければ意味がありません。
また、9人中主人公は説得する必要がないので4人ほど説得が完了すればとりあえずそのストーリーは勝利判決に持ち込めるので難易度自体は非常に低いです。
女キャラはみんな違和感があるほどかわいく描かれています。
正直最初は微妙と思っていてもそのうち見てるとかわいく思えてくるから不思議な絵です。
なお、登場するすべての女性が巨乳です。それがこのゲームの良いところです。
ブサイクで極論で保守層でとわかりやすく差別的に描かれているキャラです。
無職でモテずにネット書き込みばかりしているキャラということでいわゆるネトウヨをこういうイメージに仕上げたい意図はわかりますがかなり思想が偏った脚本の作り方をしています。
何か日本人に恨みでもあるんでしょうか。
こんな感じで脚本の誘導したい流れは見て取れます。
わかりやすく、差別主義者め!と怒られたり論破されたりなどしてギャフンと言うシーンもあります。
ちなみに3話では日本の国家転覆を目論んだクーデターの女性が出てきますが、彼女は美形で巨乳で意志が強く描かれています。
だいたい1話に1人はおっぱいが大きいキャラがいるのでそれを目的にプレイしても良いのではないでしょうか。
2話目は、何故か偶然裁判員が6人すべて被告人の知り合いだったという謎の裁判です。
特にみんなが被告人のことを好きなわけではないですが、利用してやろうという気持ちで全員無罪からスタートします。
なんか上手いこと落とされた女子高生。
露骨な下ネタとかも普通に言う被告人です。
今回の弁護人さん。おばさんでも巨乳。
巨乳のケーキ屋裁判員。30歳なところとかリアルです。めっちゃ髪の毛引っ張っているので毛根痛くなりそう。
もうひとりの巨乳裁判員。ゲーム中でもデカパイちゃんと呼ばれています。22歳。
たまに見せる相棒のヤマヤマのブラックモードですが、別に悪魔な要素もないですし、意味もなさそうです。これなんだったんだろう。
というわけで、今回は裁判員が軒並み説得率が低いところからスタートします。
ある意味ヒロインともいえる裁判官の秋月さん。
これも実は巨乳です。
結局裁判後にこの女子高生は大学生になって他の起業家とイチャコラしたそうです。
見た目はまともそうな普通のJKでも、中身はミーハーな尻軽女子とある意味リアル設定。
続く。
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