自営業・空白期間・ブランクの長い人が転職で知っておくべき面接官の気持ち

雑学
自営業・空白期間・ブランクの長い人が転職で知っておくべき面接官の気持ち

自営業期間や空白期間(ブランク)が長い人に対する

企業側面接官の気持ちとは、みなさんどのようなものかおわかりでしょうか?

もちろん表面的なことではありません。

面接官本人すら気がついていない深層心理の部分のことです。

ズバリお答えします。

それは”嫉妬”です。

ここに気がついていないと、ほぼ100%面接に落ちます。

一代で会社を築いた経営者にはそのような気持ちはない人が多いです。

会社を興したことがある経営者は、空白期間や無職の人に対しての偏見などない人の方が多く、

なぜかと言うと、会社を立ち上げるときはほとんどの社長は一旦は無職だったからです。

しかし、最初から社長面接となることはほぼありません。

一次面接で会う面接官は、それなりのキャリアというよりも

長い人生をかけてどこかしらでずっと会社員経験を積んできた普通の人です。

彼らは大した仕事をこなしていなかったとしても、

毎日会社へ行き、人生を費やして生きてきました。

満員電車に乗り、使えない部下の愚痴を聞き、上司のご機嫌をとり、

つまらない飲み会などにも参加したりとお金のために人生を捨ててきた訳です。

そんな彼らからすると、長期間の空白期間がある人は

絶対に許すことができない存在なのです。

本来なら「自分が普通にしてきた苦労をせずに楽してきたんだろう?」という気持ちが

必ず心の底に存在します。

 

面接官は必ず深層心理で、
妬み嫉み、ズルい、卑怯、自分がしてきた苦労もせずに楽して生きやがってと思っています。

実際は空白期間や自営業者の人は、全然楽でもなく、

減り続ける資産、時間はあっても何かに常に追われ続け休まらない日々、

はっきり言ってサラリーマンのほうが楽、とまで言える人がほとんどでしょう。

しかしサラリーマンの面接官というのはそんなことはおかまいなしなのです。

理解しようという気持ちはまったくありません。

そんな面接官の彼らは「一旦会社員を辞めて好き勝手にレールを降りたんだから

絶対にレールに戻してやるものか」という心情が根本的にあります。

ここを逆に面接を受ける人は理解しましょう。

そして、それを理解した上で絶対に面接で言ってはいけない発言が、

”空白期間での良い経験”です。

それはわかりますよね?

良い経験どころか、普通の話すら控えたほうがいいです。

ただでさえ自分が苦労してきた期間にお前は楽して生きてきたんだろって

思っているサラリーマンの面接官が、

その人からその時期にこんな良い経験もありました、なんて聞かされた日には

即面接で落とします。

面接というのはまったく公平でも公正でも平等でもなく、

ただただその面接官の気分によって落とせるということを忘れてはいけません。

ただの我欲にまみれた普通の人なのです。

会社にとって貢献するかどうかや利益や売上を出すかどうかなんて

会社に雇われてるような面接官にとって二の次三の次もいいところで、

単純に目の前の人が好きか嫌いかで判断します。

 

じゃあどうすればいいのか。

それは空白期間はとても苦しく、サラリーマンよりも辛い日々で、

地獄でした・・・後悔と反省の念でいっぱいですとアピールすることです。

これによって、面接官は社会人を続けてきた自己が肯定され、

やっぱり一旦レールを降りたコイツは後悔してるんだ、

自分は間違っていなかったんだと安心することが出来ます。

そこの段階からようやく会社への貢献や、実績・志望動機などを話していけば良いのです。

面接官は、面接者を自分の部下にしてもいいかどうかで判断します。

無職期間のことに後悔せずに、しれっと社会人レールに戻ろうとする人間を

絶対に部下にしたいとは思いません。

面接者はレールを降りてクズみたいな人生を送ってきたけど、

そのことを海の底より深く後悔して反省してるみたいだし

少しくらいは許してやろうかな~?くらいに思わせないと面接は通らないと思っていいです。

特に日本の企業は依然として、新人一括採用・年功序列が強いので、

一度レールから降りた人間を、同じ人間として見ようとはしません。

空白期間なしの転職ならずっと社会人生活を続けていたので同類として見られます。

また、面接官は様々な理由をつけて空白期間者を面接で落とします。

「ブランクが長いからカンを戻すのに時間がかかると思った」など、

↑こんな理由は書類選考の時点で、ブランクがどの程度あるか知っているので

面接に通した時点で問題にはならないはずです。

つまり、ただの言い訳にすぎません。

あなたのことが気に入らなかったから落としたんです。

そして、なぜ落としたかの理由には気が付きません。

それは空白期間者が、自分で面接官の気分を害することを

発言してしまっていることに気がついていないからです。

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